課題名 | オオムギのオオムギ黄萎病抵抗性(64) |
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課題番号 | 1992002865 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・畑育種研 |
研究期間 | 継H01~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | アブラムシ伝染性ウイルス病「オオムギ黄萎病」被害程度の品種間差異を調べるとともに、圃場における診断精度向上のために、病徴観察とELISA診断を行った。(1)日本内外のオオムギ39品種の幼苗にアブラムシを用いて黄萎ウイルスを接種し、アブラムシを殺してから圃場に定植したところ、すべての品種が発病した。抵抗性遺伝子Yd2を持つ外国品種は被害が軽かったが、日本のオオムギ品種の中には被害の軽い品種はなかった。なお、コムギはオオムギと比べて被害が軽かった。(2)黄萎病のみに特異的で明瞭な病徴は見られず、診断にはELISAの助けを必要とした。最も確度の高い病徴は、穂が出すくむと同時に穂の先の穎花が発育せず、白くなる症状であった。 |
カテゴリ | 育種 大麦 高収量品種 栽培技術 抵抗性 抵抗性遺伝子 品種 |