| 課題名 |
トランスポゾンの同定・単離及び利用(114) |
| 課題番号 |
1993000401 |
| 研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研)
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| 研究分担 |
分子育種・形質転換研
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| 研究期間 |
継S63~H05 |
| 年度 |
1993 |
| 摘要 |
PCR法により新たにスギナやイチョウなどの植物からレトロトランスポゾンが単離された。これまでの結果をあわせて、調査した35種類の高等植物全てにおいてレトロトランスポゾンの存在が確認された。レトロトランスポゾンのアミノ酸配列を比較し系統関係を調べたところ、植物種間を越えて水平移行をした可能性が示された。さらに、タバコのレトロトランスポゾンTto1の全構造を明らかにした。その結果、酵母や猩々蝿のレトロトランスポゾンにみられる特徴的な構造が示された。5bpのtarget site duplicationがみられた。Tto1の転移活性は転写活性により調節されているものと考えられ、転写の活性化に必要なcis因子の同定をトランジェントアッセイおよび形質転換体を用いて行った。その結果、培養に伴う活性化には転写開始点から上流200bpが必要で、特に15bp、13bpからなる反復配列が重要であることが示された。GUS fusionを導入した形質転換タバコを用いて発現の解析を詳細に行ったところ、Tto1の活性化には必ずしも細胞の培養は必要ではなく、植物が傷害を受けた後に形成されるカルスにおいても活性化されることが示された。
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| カテゴリ |
育種
いちょう
たばこ
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