課題名 | 感染特異的蛋白質を利用した病害抵抗性素材の作出(172) |
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課題番号 | 1993000467 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
分子育種・抵抗遺子研 |
研究期間 | 延S63~H07 |
年度 | 1993 |
摘要 | PR1aタンパク質遺伝子は病原体感染による壊死班形成、或いはサリチル酸等の薬剤処理によって、その発現が強く誘導される。この点を利用して遺伝子導入を行う際の誘導性高発現プロモーターカセットの作製を行った。5’上流側0.9kbの断片をCaMV35S遺伝子由来のエンハンサーカセットとリポーター遺伝子の間に組み込み、プロトプラストに導入し、レポーター遺伝子の発現を調べた。その結果、誘導処理なしでも高いレベルの発現があり、誘導によって更に極めて高いレベルの発現が起こった。この結果は遺伝子導入技術に於ける本プロモーターの有用性を示すものである。 |
カテゴリ | 育種 病害抵抗性 薬剤 |