課題名 | 栄養繁殖性作物の突然変異セクターの拡大と利用法の開発(242) |
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課題番号 | 1993000503 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
放育・照射法研 |
研究期間 | 継S63~H04 |
年度 | 1993 |
摘要 | キクの花弁およびつぼみの培養外植片に対する急照射由来の再分化個体群について、変異誘発効果を調査した。品種「大平」の花弁ではつぼみに比べて、花色変異は約3倍程度に高まり、線量の増加につれて変異率は高まったが、茎の矮化など障害も高くなった。品種「希望の光」では、黄色花色から赤褐色条斑のみが誘発されたが、花型の変異が多数誘発され、変異の方向性は品種の遺伝的背景に依存するようである。培養片の急照射では、花弁はつぼみに比べて変異率が高くなるが、再分化個体が減少し障害が増加した。急照射培養では緩照射培養に比べて、一般に花色変異率は低いが、矮性変異体が得られやすい傾向を示した。 |
カテゴリ | 遺伝資源 きく 繁殖性改善 品種 |