課題名 |
mRNA利用プローブ等による植物ウイルスの高感度検出手法の開発(224) |
課題番号 |
1993000516 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研)
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研究分担 |
企画調整分子育種・ゲノム研遺子構造研
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研究期間 |
完H02~H04 |
年度 |
1993 |
摘要 |
イネ縞葉枯ウイルスの外被蛋白質遺伝子を導入した形質転換イネのT2世代22系統の各個体の葉片よりCTAB法でDNAを調製し、Pst Iで消化後、Mupid超小型電気泳動システムで約1時間泳動し、Hybond-N-plusメンブレンにトランスファーした。サザン分析用のプローブは、イネ形質転換用プラスミド構築に用いたプラスミドよりイネ縞葉枯ウイルス外被蛋白質遺伝子部分をPstIで切り出し精製して用いた。非放射性検出法としてECL遺伝子検出システム(アマシャム)を使用した。プレハイブリダイゼーションの後にDNA標識試薬と混合したプローブでハイブリダイゼーションを行った。洗浄の後に検出試薬と反応させ、DNA結合面をECL用ハイパーフィルム(アマシャム)と密着させて露光させた。この方法により、多数の形質転換植物体のゲノムDNA中の挿入遺伝子を、非放射性プローブで簡便、迅速且つ高感度に検出することが可能となった。
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カテゴリ |
あま
植物ウイルス
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