課題名 | 水田転換畑における野菜の連作障害対策の確立(44) |
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課題番号 | 1993002647 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
生産環境・発病機構研 |
研究期間 | 完S58~H04 |
年度 | 1993 |
摘要 | 水田転換畑でアブラナ科野菜を栽培した場合に、連作障害の主要な原因になっている根こぶ病の唯一の伝染源である休眠胞子を低減させるための基礎研究を実施した。本研究において土壌中の休眠胞子の定量並びに活性評価法が開発された。また、この手法を用いて土壌中での休眠胞子の生態の一端、特に土壌靜菌作用の存在が明らかにされた。本研究で開発された手法は、さらに改良することにより圃場検診など実用的な利用も期待される。また、休眠胞子の生態に関する知見は今後、輪作や適切な土壌管理など理論的な防除技術を確立する上で有益と思われる。本研究の成果は逐次、近畿中国農業研究成果情報・日本植物病理学会報などで公表した。 |
カテゴリ | 病害虫 あぶらな 水田 総合防除技術 評価法 防除 輪作 連作障害 |