夜間の冷温処理時期が穂孕期耐冷性に及ぼす影響

課題名 夜間の冷温処理時期が穂孕期耐冷性に及ぼす影響
課題番号 1993001974
研究機関名 北海道農業試験場(北農試)
研究分担 地域基盤・冷害生理研
研究期間 単H04~H04
年度 1993
摘要 短期間の昼夜冷温処理(12℃、4日間、I)と長期夜間のみの冷温処理(幼穂形成期から夜間のみ12℃、20日間の冷温処理、II)によって品種の耐冷性が異なる。そこで、幼穂の発育段階のどの時期の冷温が品種の耐冷性に影響を及ぼすかを明らかにするため、冷温感受性期(小胞子初期)を中心にその前の幼穂の発育段階とその後の幼穂の発育段階に分けて夜間のみの冷温処理を行い、稔実歩合の品種間比較を行った。その結果、Iで耐冷性の強い「はやゆき」はIIのどの時期でも耐冷性が強かったが、Iで耐冷性の弱い「赤毛」はIIの処理では冷温感受性期の前半の処理でも後半の処理でも耐冷性が強く、II全体でも耐冷性が強かった。ところが、Iで「赤毛」より耐冷性が若干弱い程度の「農林20号」はIIの処理では冷温感受性期の前半も後半も耐冷性は大きく減少しなかったにもかかわらずII全体での耐冷性は大きく低下した。その結果、品種によって、小胞子の分化と花粉の発育に低温が大きく関わっていることが明かとなった。
カテゴリ 寒地 耐寒性 凍害 品種

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