寒地型牧草の寒冷適応性機構の解明(37)

課題名 寒地型牧草の寒冷適応性機構の解明(37)
課題番号 1993001982
研究機関名 北海道農業試験場(北農試)
研究分担 地域基盤・適応生態研
研究期間 継H01~H99
年度 1993
摘要 寒地型牧草イネ科4草種、マメ科2草種の耐寒性の異なる材料を供試し、TTC(2,3,5-triphenyltetrazolium)染色法による耐凍性の簡易検定法を検討した。1)凍結処理温度と越冬部位である冠部のTTC染色程度との関係を調査した結果、LT50(50%枯死温度)以下の温度でTTCの染色程度が低下することが認められ、TTCによる耐寒性の検定のためにはLT50以下の処理温度が必要であると推察された。2)オーチャードグラスでは耐凍性強、弱材料のTTC染色程度の差異が明らかでなかったため、処理方法の検討が必要である。オーチャードグラス以外の雑草では、供試材料間にTTCの染色程度の差異が認められなかったため、TTC染色法はこれらの草種の耐寒性簡易検定法として利用可能であると考えられた。
カテゴリ 病害虫 簡易検定法 寒地 雑草 耐寒性

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