課題名 | スポット防除メカニズムと制御技術の開発(283) |
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課題番号 | 1993002235 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
畑作管理・大機械研 |
研究期間 | 継H04~H07 |
年度 | 1993 |
摘要 | 雑草の位置や量に対応して除草機構の制御が可能なスポット防除メカニズムを開発する。4年度は除草機構の設計に必要な基礎データを得るために、機械除草の作用のうち雑草の引き抜き力ならびに覆土による殺草効果について検討した。直播てん菜、雑草ともに引き抜き力は草丈にほぼ比例して増大する傾向にあり、5cm以下の草丈では引き抜き力に差がなく0.3kg以下であった。また、引き抜き力は草種により異なり、イヌビユ、オオイヌタデで約1kg以上、ハコベ、スカシタゴボウは0.4kg以下であった。覆土は少なくとも草丈の1.5倍以上の厚さが必要であり、2倍の覆土厚さでは雑草は全て褐変し、再生する状況にはないことなどが明かになった。 |
カテゴリ | 病害虫 寒地 雑草 除草 除草機 防除 |