課題名 | カンキツのジュベニリティを支配する生理的要因の解明とその制御技術の開発(148) |
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課題番号 | 1993001272 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
口之津・育種研 |
研究期間 | 継H02~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | カンキツの相転換に関与していると考えられる成長調節物質のうち、ジベレリン(GA)について、酵素免疫測定法(EIA)による測定法を確立するため、GA3の抗体を作成した。得られた抗血清の測定幅は1μg~10ngで、GA4には反応しなかった。相転換に伴う器官特異的タンパク質の動態をみるため、開花した枝と未開花の枝の8月の春葉のタンパク質の電気泳動を行ったところ、主要なバンドの有無による差異は認められなかったが、その濃淡や淡いバンドの有無に差異が認められた。幼若相の高接ぎ樹に10月上旬から、月1回の割合で5回パクロブトラゾールの430ppmを散布した結果、散布により着花が促進され、花数も増加した。 |
カテゴリ | 育種 高接ぎ その他のかんきつ |