課題名 | 落葉果樹の光合成,物質生産と気象要因との関係の解明(170) |
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課題番号 | 1993001296 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
栽培・気象研 |
研究期間 | 継H01~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | 日本ナシの光合成特性の差異について検討した。供試樹は、‘筑水’、‘幸水’、‘豊水’、‘新高’の4品種である。‘筑水’は全体に光合成速度が低く、また収穫期が早いものは光合成速度の低下も早く、収穫の1カ月以上も前にそのピークを迎えた。別に行った‘幸水’と‘豊水’の2品種の比較試験でも、日本ナシでは光合成速度の極大を示す時期と持続時間に品種間の差異があり、‘幸水’は葉齢に比較し、早期に低下傾向を示した。光合成と蒸散速度に現れる品種や葉齢の影響にも差異があった。葉色の測定値と光合成速度の関係には、品種や葉齢により反応性が異なるので、光合成能の簡易な判定に使用するには注意が必要である。 |
カテゴリ | 日本なし 品種 |