課題名 | 果樹の成熟並びに品質制御技術の確立(197) |
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課題番号 | 1993001322 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
安芸津・栽培研 |
研究期間 | 継H02~H06 |
年度 | 1993 |
摘要 | カキの日持ち性は品種間に大きな差異があり、流通上の問題となっているため、日持ち性の要因解明と改善策を検討する必要がある。これまで、ポリアミンがカキの日持ち性に関与することを示してきたが、平成4年度は日持ち性の不良な‘伊豆’を用いてポリアミンの影響を調査した。プトレッシンならびにスペルミンのそれぞれをヘタ部に塗布した区を設け、その後の果実の軟化を調べた結果、いずれも軟化率は無処理に比べて低下し、果実硬度も有意に高かった。これらのことからプトレッシン及びスペルミンなどのポリアミンが‘伊豆’の日持ち性を改善することが明らかであり、またプトレッシンの方がスペルミンと比べて高い効果がみられた。 |
カテゴリ | かき 栽培技術 成熟異常 品種 |