課題名 | 落葉果樹の品質向上技術の開発(198) |
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課題番号 | 1993001323 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
栽培・栽培2研 |
研究期間 | 継H02~H06 |
年度 | 1993 |
摘要 | ビニールハウス内に置いた鉢植えの‘幸水’に200ml/分の速度で6時~16時の間炭酸ガスを導入した。全期間、中期及び後期施用、ハウス内及び露地に置いた無施用の5区を設けた。炭酸ガス濃度は最高で2000ppm程度であった。果実は炭酸ガス処理により大きくなった。また、糖度は露地無施用区よりも高まり、特に成熟2カ月前からの処理で効果が高かった。新梢の生長は、早い時期からの施用により増加した。炭酸ガスを処理した樹の葉では無処理の葉よりも光合成速度は低下したが、炭酸ガス濃度を高めることによって光合成の総量が高まったと考えられた。炭酸ガスを施用した果実では果糖が減少し糖アルコールが増加する傾向が認められた。 |
カテゴリ | 栽培技術 成熟異常 |