課題名 | ナシ黒星病菌の変異と病原性分化機構の解明・制御(248) |
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課題番号 | 1993001369 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
保護・病害1研 |
研究期間 | 継H01~H07 |
年度 | 1993 |
摘要 | ナシ属植物に寄生する黒星病菌からゲノムDNAを精製し、ナシ黒斑病菌のrDNAをプローブとしてサザンハイブリダイゼーションを行ってRFLPを観察した。ナシ黒星病菌DNAの制限酵素Hind■或はBamH■断片のパターンは菌株間で異なり、同一種内で多型が観察された。また、EcoR■断片のパターンはセイヨウナシ黒星病菌のそれと異なり、種間で多型が見られた。パーオキシダーゼの電気泳動パターンは種間で異なったが、セイヨウナシ黒星病菌では病原性の分化や地理的隔離を反映してパターンの変異が認められた。ナシ黒星病菌のエステラーゼ遺伝子Est1、Est2、パーオキシダーゼ遺伝子Poxが菌の後代検定によって同定された。 |
カテゴリ | 病害虫 簡易検定法 黒星病 抵抗性 抵抗性品種 病害抵抗性 防除 |