課題名 | 弱毒ウイルス利用によるカンキツステムピッティング病の防除(253) |
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課題番号 | 1993001377 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
口之津・栽培研病害研 |
研究期間 | 完S63~H04 |
年度 | 1993 |
摘要 | 森田ネーブルと吉田ネーブルのカラタチ台ウイルスフリー苗に弱毒系統No.145とNo.1605を別々に接木接種し、網室で2年育苗した後の58年ほ場に定植した。4年後から7年後まで弱毒系統(特にNo.145)の効果が現れ、後年ほどその差が大きくなった。しかし、8年目に2度の台風(塩害と風速50m以上)の被害を受けた。ほとんどの樹は樹勢が極端に弱まり、枯死樹も出た。1年後の本年でも樹勢の回復がなく、被害が不均一だったために今後の試験継続が困難となったので、本試験は終了することにした。本研究の7年目までの成果によって、森田ネーブルにおけるNo.145の効果は明らかに大きいことを示すことができた。 |
カテゴリ | 病害虫 育苗 栽培技術 ネーブル 防除 その他のかんきつ |