南米サバンナにおける陸稲の根の生理・生態的研究(29)

課題名 南米サバンナにおける陸稲の根の生理・生態的研究(29)
課題番号 1993003864
研究機関名 熱帯農業研究センター(熱研)
研究分担 研一(主研)
研究期間 継H03~H06
年度 1993
摘要 陸稲のAl害抵抗性機構を解明するため、水耕実験で幼植物の根の成長に対するAlの影響をみたところ、アフリカ・ブラジル系統の陸稲は、半わい性インディカの水稲系統に比べて予想どおり耐性があった。一方サバンナの土壌を用いた炭カル施用ポット試験では、Caの供給には十分だが有害Alの中和には不十分と考えられる量(400ppm)で生育は十分に改善された。しかもこの炭カル施用に対して、従来酸性土壌耐性および感受性とされてきた品種群の間に生育反応の差は全く無かった。また低リン耐性の差もなかった。以上の結果から、圃場において観察される両品種群の差は、高アルミあるいは低リン酸に対する抵抗性ではなく、それ以外の要因に対するものであると推察された。
カテゴリ 亜熱帯 かぶ 栽培技術 抵抗性 品種 陸稲

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