課題名 |
夏作マメ・サトウキビ輪作体系の確立 |
課題番号 |
1993003880 |
研究機関名 |
熱帯農業研究センター(熱研)
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研究分担 |
沖縄・導入栽培研
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研究期間 |
新H04~H06 |
年度 |
1993 |
摘要 |
夏植えサトウキビの低い収益性を改善するため、夏植えサトウキビの休閑期に収益性の高い夏作マメ類を導入して土地利用の高度化と収益性の向上をはかり、サトウキビ・夏作マメ類の新輪作体系を確立する。初年度は播種期がフタゴマメの生育、収量に及ぼす影響、及び温度がフタゴマメとインゲンの光合成速度に及ぼす影響について検討した。フタゴマメの地上部重は播種期が早くなるにつれて大きくなり、5月7日播種が最も大きかった。収量は6月播種、11月4日収穫が最も多かった。適期よりも遅れて収穫すると減収した。光合成の適温はフタゴマメで20~25℃、インゲンのケンタッキーワンダーで15~35℃、耐暑性インゲンのOK86-131-1で15~30℃であり、耐暑性品種の光合成の適温は対照品種に比べて高くなかった。平成5年度はフタゴマメの収量に対する播種期、マルチ、中耕培土、潮風害対策の影響、及び耐暑性インゲンの収量に対する播種期、遮光、夜温の影響について検討する。平成6年度はフタゴマメの日長反応、時期別着きょう率、かん水の効果について検討すると共に、他の夏作マメ類と収益性を比較する。
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カテゴリ |
亜熱帯
ごま
栽培技術
さとうきび
耐暑性
播種
品種
輪作体系
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