家畜の採食における選択機構の解明と制御(13)

課題名 家畜の採食における選択機構の解明と制御(13)
課題番号 1993000958
研究機関名 草地試験場(草地試)
研究分担 生態放牧利用・家畜生態研放牧管理研
研究期間 延H01~H07
年度 1993
摘要 放牧家畜の採食における選択機構を解明するため、牛の嗜好性に関与している牧草等に含まれる化学物質を分離・同定するとともに飼料選択の機序を脳波レベルで解析する。前年度、嗜好性の良いオーチャードグラスの品種に、特異的な揮発性物質が含まれることを報告した。本年度は、この物質の量と品種の嗜好性との季節変動を比較した結果、出穂期を除き正の相関が認められた。さらに、この物質を高速液体クロマトグラフにより分離し、質量分析計により分析した結果、この物質の分子量は272であった。また、各種の臭いに対する脳の反応を、嗅球、視床下部腹内側核、脳表面の3つの部位で観察した結果、糞中の採食を抑制する臭い物質に対して、嗅球で顕著な反応が認められた。
カテゴリ 季節変動 品種

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