| 課題名 | 山羊-牛の混牧によるギシギシ類侵入草地の植生改善(60) |
|---|---|
| 課題番号 | 1993001008 |
| 研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
| 研究分担 |
山地・山地草地研 |
| 研究期間 | 完H02~H04 |
| 年度 | 1993 |
| 摘要 | 草地内に侵入したギシギシ類を抑圧するために、山羊と牛の採食特性の差異を利用した山羊-牛の混牧方式の効果を検討した。エゾノギシギシ株の被食割合は混牧区では牛区より約2倍高かった。また、放牧利用初年目では抽台期の草丈も混牧区では牛区の30%程度となり、開花個体の割合も結実個体の割合も明らかに低下した。春におけるエゾノギシギシの出芽は、放牧利用2年目で混牧区では牛区に比べて著しく減少し、30%程度となった。利用初年目の春に出芽した実生と秋に出芽した実生の生存率は経時的に低下し、両区で生存曲線の型はほぼ同じであった。ただし開花個体は牛区でのみ認められた。エゾノギシギシは山羊にかなり採食され、その種子生産は著しく抑制された。出芽数も少なくなり、実生の生存率も低いので、その個体群は短期間で衰退し、牧草への抑圧は減少すると考えられた。 |
| カテゴリ | 管理技術 傾斜地 山羊 |