新開発飼料作物の低コスト安定多収栽培法の開発(109)

課題名 新開発飼料作物の低コスト安定多収栽培法の開発(109)
課題番号 1993001059
研究機関名 草地試験場(草地試)
研究分担 生産利用・栽培生理研
研究期間 継H01~H05
年度 1993
摘要 イタリアンライグラスとライコムギ混播栽培をより安定した技術にするためにイタリアンライグラスの品種、混播割合、生育ステージなどの競合に対する影響を明らかにする。ミナミアオバ、タチワセ、ワセユタカはいずれも単播では4月下旬から倒伏が発生したが混播区特にイタリアン1Kg:ライダックス2Kg区では生育が進行してもほぼ倒伏が抑止でき混播によって増収することが認められた。混播による競合の様相はイタリアンの品種によって異なるだけでなく生育ステージによっても差が認められた。次にライコムギ遺伝資源について収量性に関連する特性を中心に検討した。草丈は平均的にみて3月末から直線的に伸長し出穂後にほぼ停止した。草丈は晩播のためかやや低かったが系統間変異は92-137cmと大きかった。特に、群馬大の中島に選抜された系統は倍数系列にかかわらず高かった。品種・系統間差異を把握するため形態的、生態的特性による主成分分析を行ったところ市販品種が飼料作物として有利な特性(茎葉が大型で晩生)を備えていること、中島の系統も飼料特性に優れていることが認められた。倒伏に関連すると考えられる折損強度は稈径と相関がみられたがライコムギは他の冬作飼料作物に比較すると明らかに稈径が太く折損強度も極めて強いことが認められた。なお本年は極めて強い降ひょうがあってかなりの折損がみられ系統間差も明らかにあったが折損強度とは相関はなかった。
カテゴリ イタリアンライグラス 遺伝資源 管理技術 飼料作物 低コスト 品種

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