課題名 | 乳牛飼養における粗飼料の物性の効果(153) |
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課題番号 | 1993001101 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
生産利用・乳牛飼養研 |
研究期間 | 継H02~H06 |
年度 | 1993 |
摘要 | 粗飼料の物理的形態により乳量、乳成分がどの程度変化するかを明らかにするため、1cmと6cmに切断した乾草を40%の割合で給与し、乳量、乳成分、採食量、消化率、第一胃内発酵等について測定した。その結果、1cm区が採食量は多かったにも拘らず、繊維成分消化率が低下し、そのためTDN摂取量には差が認められず、可消化粗繊維摂取量はかえって6cm区が高い値を示した。乳量、乳成分には全く差が認められなかった。以上、粗飼料の切断長を1cm程度に短くすることにより、第一胃内での滞留時間が短くなったことが推測された。そのため繊維成分消化率が低下し、飼料効率が多少低下させたが、この粗飼料割合では乳生産までには影響を及ぼさなかった。 |
カテゴリ | 飼料効率 肉牛 乳牛 評価法 |