課題名 | アレロパシー物質の構造解析とその合成(95) |
---|---|
課題番号 | 1993000609 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物・他感物質研 |
研究期間 | 継H01~H10 |
年度 | 1993 |
摘要 | 熱帯多雨林内でアレロパシーが発現している可能性が推定されているCombretum bracteatumの乾葉(450g)を水抽出し、n-ブタノール可溶性物質を除去した後、活性炭、シリカゲルカラムクロマト、HPLCを行い、2種の活性物質を得た。この物質はダイコン幼苗生育に阻害作用を示すため、現在種々の機器分析法により構造決定を行っている。熱帯疎林産Cassia siameaの活性物質は、乾葉をメタノール抽出し、酢酸エチル画分に分配後、5つの活性成分に分画した。この植物には比較的弱い活性を持つ物質が多種含まれていることが推定されており、構造決定後は強力な活性を示す誘導体の合成が耕地への応用の鍵となる。 |
カテゴリ | アレロパシー物質 だいこん |