課題名 | 作物と雑草の競争に及ぼす光条件の時空間的変動の影響(106) |
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課題番号 | 1993000620 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物・植生生態研 |
研究期間 | 延H03~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | 雑草の防除と制御のためには雑草成長の生理生態学的メカニズムを明らかにする必要がある。本研究は異なるソルガム群落構造(直立型、叢生型)、畦方向(東西、南北)とミクロサイト(株間、畦間)での陽斑動態を明かにし、光合成有効光量子密度(PFD)特に陽斑動態によるシロザの物質生産と形態的可塑性への影響を検討した。その主な結果としては1)株間、東西畦方向、直立型より畦間、南北畦方向と叢生型の実験条件下ではPFD、陽斑PFDと陽斑持続時間が高いこと、2)群落内ミクロサイトの違いはシロザの物質生産と形態的可塑性に最も大きな影響を与えること、3)シロザの乾物生産、高さ及びHWRは積算光量子密度、陽斑光量子密度および陽斑の積算時間と有意な相関があることが認められた。 |
カテゴリ | 病害虫 雑草 ソルガム 光条件 防除 |