課題名 | 耕地からの窒素、りん発生低減技術の開発(219) |
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課題番号 | 1993000725 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境資源・水質保全研 |
研究期間 | 継H02~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | 本年度は高強度降雨時の硝酸イオン溶脱防止技術として、高畦マルチの効果について検討した。作目はオクラ及びトウモロコシ、処理として無施肥/施肥、マルチ(畦高10及び40cm)/非マルチを組合わせた区を設け、栽培試験を実施した。その結果は、両作目ともマルチ栽培下、降雨強度50mmまでは、畦間に湛水することもなく非マルチ栽培に対して著しく硝酸イオンの溶脱を低減し得、畦高の違いによる溶脱量の差も小さかった。畦高40cmマルチの効果は、降雨強度107mm/日の後にみられ、畦高10cmマルチに比して作土層硝酸イオン量の約20%の溶脱が低減された。しかし、生育前期を除いて、生育・収量・窒素吸収量とも約5%低下した。 |
カテゴリ | オクラ 管理技術 施肥 とうもろこし |