無脊椎動物の脳・神経系の構造および情報処理機構の解明に関する研究(40)

課題名 無脊椎動物の脳・神経系の構造および情報処理機構の解明に関する研究(40)
課題番号 1993003287
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
研究分担 生体情報・神経生理研
研究期間 継H03~H05
年度 1993
摘要 脳・神経系の構造と機能の解明。昆虫の脳、ヤリイカの視神経系を膜電位感受性色素で染色し、神経活動を光計測できる可能性を示した。フェロモン刺激によって、誘発される雄カイコガのジグザグ行動発現に関与する脳内の下行性介在ニューロンが3つのグループ(■、■、■)に分類でき、これらのニューロンのうち■と■のグループがフッリプ・フロップ応答を示すことが分かった。視葉から脳へ走行する視覚性介在ニューロン群の光感受性は恒暗条件の下でも1日の時刻に依存し、光刺激に対して、光感受性のニューロンはインパルス発射数の増加で応答し、暗感受性のニューロンは逆に減少し応答した。いずれの場合も主観的夜の位相(18:00-06:00)で応答性が高まり、昼の位相では夜の数%にまで落ち込んだ。さらに、光応答性のみならず、自発放電を持つものではその放電頻度まで概日時計の支配下にあることが分かった。情報伝達物質究明。クロキンバエのショ糖摂食に伴う脳内のドーパミン、セロトニン含量の急激な減少が吻伸展反射の閾値の上昇及び摂取の停止の調節と深く関係することを究明した。ウアバインによって誘発されるカイコ蛹の尾部回転行動の発現が成虫発育と関連し、中枢神経系も関与することが判明した。鱗翅目昆虫の配偶行動を誘起する性フェロモンの生合成化ペプチドの産生細胞が食道下神経節に存在することを明らかにした。
カテゴリ カイコ 性フェロモン フェロモン

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