課題名 | タイヌビエ中の吸汁阻害物質によるトビイロウンカ抵抗性(73) |
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課題番号 | 1993003324 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
生体情報・媒介機能研 |
研究期間 | 継H03~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | トビイロウンカの吸汁阻害物質であるトランスアコニット酸の生合成系はアコニット酸イソメラーゼとクエン酸デヒドロゲナーゼによる2つの系が知られているが、タイヌビエにおいては不明であった。そこで、両酵素のヒエ及びイネにおける器官別分布を調べた結果、前者の酵素の活性がヒエの葉鞘部にのみ(一部根に弱い活性)認められた。すなわち、ヒエにおける生合成系と同酵素の生産部位が明らかになった。一方、2種のシュウドモナス属細菌においてもトランスアコニット酸を含む培地で増殖させることにより同酵素の生産を誘導できることが判明し、同酵素生産遺伝子の単離に向けて有用な知見が得られた。 |
カテゴリ | うど 抵抗性 なす ひえ |