課題名 | トマト・キュウリ等CMV抵抗性素材の作出(61) |
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課題番号 | 1993001527 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
野菜育種・育種1研 |
研究期間 | 継H01~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | CMV外被タンパク質遺伝子(CP)をトマトに導入し、CMV抵抗性素材の作出を試みた。トマト子葉にカナマイシン(Km)抵抗性遺伝子とCPをT領域に持つアグロバクテリウムを感染させ、共存培養した後、カルベニシリンとKmを含む培地で培養し、形質転換体を選抜した。再分化個体はリーフテストでKm抵抗性を確認し、PCRでCP及びNPT-IIを確認した。50mg/lのKmで選抜した場合に多くのカルスが得られ、濃緑色の植物体が多く得られたが、Km感受性植物の頻度も高かった。再分化率に品種間差がみられた。Km抵抗性形質転換体の92%はCPを持っていた。一方、Km感受性植物でも7%でCPが確認された。再分化個体の多くでCMV抵抗性が確認された。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 きゅうり 抵抗性 抵抗性遺伝子 トマト 品種 |