課題名 | 切り花花きに対する日射エネルギーの効率的利用技術(181) |
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課題番号 | 1993001636 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
花き・開花制御研 |
研究期間 | 継S62~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | 日射エネルギーの効率的利用技術の開発のため、キンギョソウを対象に光合成の光強度・温度反応及び反射フィルムマルチの効果を調べた。見かけの光合成速度は15℃前後で最大となり、光補償点は3klux前後、光飽和点は40klux以上にあること、また反射フィルムマルチによって光合成が促進されることが判明した。また、キンギョソウ、スターチスを用いて反射フィルムマルチの効果を検討したところ、両種ともに初期生育の促進、到花日数の短縮が認められた。品質向上効果も認めらたが、キンギョソウの6月播種区では反射フィルムマルチにより到花日数が早まったために開花期が夏の高温期に遭遇し、逆に品質が劣った。また、スプレーギク、カーネーションを用いて行った3種のマルチ資材の比較栽培試験においては、いずれの資材も対照の無マルチ栽培に比較して生育促進と増収効果がみられた。 |
カテゴリ | カーネーション きく スターチス 播種 |