課題名 | 反射フィルムマルチなどによる生産性向上技術の開発(182) |
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課題番号 | 1993001637 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
花き・開花制御研 |
研究期間 | 完H03~H04 |
年度 | 1993 |
摘要 | カーネーション栽培における高温障害の軽減技術を開発する目的で、反射フィルムマルチと散光化被覆資材及びその組み合わせ効果を検討した。反射フィルムマルチによる増収効果に品種間差はなく、被覆資材、マルチ資材の効果に資材の差はなく、資材による被覆効果は夏期の強光・高温条件でみられ、その期間は2ヶ月が適当であることを示した。次に、ポット試験で反射フィルムマルチの有無と根域温度管理との複合効果を検討した結果、反射フィルムマルチによって草丈・発生分枝数・累計分枝長が増大し、その効果は根域温度が低いほど大きいこと、根域の低温度管理では葉齢の進む度合いが大きいことを明らかにした。一方、ガラス室ベンチ栽培で散光化資材を夏期に併用し、地温を20℃及び25℃に管理したところ、3月までの採花数は1割以上増加した。 |
カテゴリ | 温度管理 カーネーション 高温対策 品種 |