微細気象環境によるストレスの解明と制御(203)

課題名 微細気象環境によるストレスの解明と制御(203)
課題番号 1993001655
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 生理生態・ストレス研
研究期間 継H03~H07
年度 1993
摘要 培養植物の生育を促進するために、CO2の施用がスターチス及びニンジン幼植物に及ぼす影響を調べた。処理はCO2濃度を1,000ppm及び2,000ppmに調節した空気及び大気(350ppm区)を1,000ml/分で通気して行った。その結果、スターチスではCO2濃度が高くなるに従って生育が著しく促進された。これに対し、ニンジンでは2,000ppmで生育は促進されたものの1,000ppmでは施用効果はほとんどなかった。また、CO2濃度が外気の半分以下に低下する無通気区では、スターチスは生長が極端に抑制されたが、ニンジンでは1,000ppm区と同等の生長量を示した。このようにCO2の施用効果は、スターチスでは低濃度から顕著であるのに対し、ニンジンでは1,000ppm以下の効果はほとんどないことが明らかになった。
カテゴリ スターチス にんじん

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