ユーチャリスのモザイク症状を引き起こす病原ウイルスの解明(243)

課題名 ユーチャリスのモザイク症状を引き起こす病原ウイルスの解明(243)
課題番号 1993001694
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 環境・病害1研
研究期間 延H02~H05
年度 1993
摘要 長さ約740nmのひも状ウイルスを同定した。本ウイルスを単独感染させたユャリス葉の超薄切片を電顕観察した結果、細胞質内に、potyvirusに特有な風車状封入体が観察された。Chenopodium quinoa接種葉から純化・精製した本ウイルスの外被タンパクの分子量は、SDS-PAGEで調べたところ35kDであった。本ウイルスと各種potyvirusとの血清学的血縁関係を微滴法により調べた結果、近縁なウイルスは認められなかった。本ウイルスはこれまで未報告のpotyvirusであると考えられ、ユーチャリスモザイクウルスAmazon lily mosaic virus(ALMV)と命名した。これまでに本ウイルスとCMVが同されたがまだ未同定のウイルスがあり、研究期間を延長して未同定ウイルスの同定を行う。5年度はササゲに全身感染するウイルスの同定を行う。
カテゴリ 病害虫 ささげ 病害虫防除 モザイク症

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