| 課題名 |
ノリの物理的性質の解明(58) |
| 課題番号 |
1993005290 |
| 研究機関名 |
南西海区水産研究所(南西水研)
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| 研究分担 |
資源増殖・藻増殖研
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| 研究期間 |
完H02~H04 |
| 年度 |
1993 |
| 摘要 |
近年、養殖ノリの細胞壁が脆弱化しているといわれており、それが病症の発生と関連しているとと推測されているが、生ノリ葉体の物理的性質を定量的に評価する手法はみられない。そこで、生ノリ葉体強度の簡易測定法を考案して、時期別及び部位別に葉体強度を測定して環境要因及び病症との関連を検討した。この簡易法は生ノリ引張り強度を測定するもので、葉体強度を切断強度として定量的に評価できる。強度は高温時に低いが、水温低下に伴って高く、先端部に比べて網への付着基部が高い傾向があった。いわゆるバリカン症の原因は降雨による塩分低下で起こる生理異常であると考えられていたが、室内での強度試験と養殖場のバリカン症発症葉体の顕微鏡観察の結果から、葉体の断面が両者で酷似すること、葉体強度が低い時期に本症が発生すること、強度試験で葉体が切断する個体と基部から剥離する個体の出現頻度がバリカン症の網と同じであること等から、葉体への物理的負荷がかかって、切断、流失するものと考えられた。優良品種開発のため、今後、葉体の強度を変化させる要因が細胞壁の厚さ等の物理的なものか、または細胞壁の組成など化学的なものかを明らかにする必要がある。
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| カテゴリ |
簡易測定
品種開発
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