課題名 | 傾斜地における労働強度軽減のためのティレッジシステムの開発(42) |
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課題番号 | 1993002807 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
地域基盤・機械化研 |
研究期間 | 完H01~H04 |
年度 | 1993 |
摘要 | 傾斜耕地において労働強度軽減、地力培養、土壌保全をねらいとした新たなティレッジシステムを確立するため、振動式全層破砕機を基幹とした播種床造成技術を検討した。トウモロコシ及びダイコン作で振動式全層破砕機で破砕後、浅耕ロータリで播種する方式は慣行ロータリ耕方式に比べ20%の作業時間を節減し、生育収量面でも有効であった。傾斜地(傾斜10度)のトウモロコシ栽培では振動式全層破砕機による播種床造成を等高線に平行方向よりも直角方向に行うほうが作業精度が高く、湿害回避に有効であった。さらに、振動式全層破砕機に施肥及び播種機を装着した全層破砕同時施肥播種機を開発した。本機による耕起~播種の作業時間は、ロータリで粗起こしを行う慣行方式の半分となった。 |
カテゴリ | 傾斜地 湿害 施肥 だいこん とうもろこし 播種 |