課題名 | クチブトカメムシの生態ならびに増殖法に関する研究(91) |
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課題番号 | 1993002864 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
生産環境・虫害研 |
研究期間 | 延H03~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | 鱗翅目幼虫など害虫を捕食する天敵として知られるハリクチブトカメムシ類の生態を明らかにするとともに、人工飼料等を検討し、この天敵の実用的量産技術の開発を目標とする。既に幼虫を全ての令期で飼育できる人工飼料として牛肉・牛レバー・蔗糖の混合物を開発したが、この飼料の改良のため諸成分の添加あるいは置換えを試みたところ良好なものは見いだせなかった。また、ハスモンヨトウ3令幼虫を餌とした場合のハリクチブトカメムシの幼虫期の総捕食量が明かとなった。さらに、二次天敵として卵寄生蜂3種が確認された。現在まで、この天敵の発育生態、捕食量、卵寄生蜂、人工飼料等が明らかになったが、人工飼料はまだ実用性に乏しい。飼育継代できる人工飼料を開発するため、研究期間を1年延長する。 |
カテゴリ | 害虫 カメムシ 肉牛 |