課題名 | 温暖地中山間水田営農における輪作技術体系の確立(108) |
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課題番号 | 1993002878 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
企連・総研チーム |
研究期間 | 継H03~H08 |
年度 | 1993 |
摘要 | 温暖地の中山間水田営農における稲・麦・大豆を中心とする低コスト・高品質輪作技術体系を確立する。大豆の一工程畝立播種機を試作し、場内および現地においてその実用性について試験した。前作麦わらの切込み量400kg/10aでは播種作業に支障なかったが、700kgでは支障があり、約10%の欠株を生じ収量も低下した。施肥は大豆播種前の施用でよいが、苗立ちが悪い場合は中耕培土のときに施用するのがよかった。現地試験では、苗立ち・生育・収量とも良好であり、この方式はとくに播種後の排水性がすぐれている点で現地適応性が高いとみられた。この方式を中心とする輪作技術体系の策定およびその経営的評価などが今後の課題である。 |
カテゴリ | 安定栽培技術 経営管理 水田 施肥 大豆 中山間地域 低コスト 排水性 播種 輪作 |