課題名 | 有用細菌の特性・機能の安定保存技術の開発(57) |
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課題番号 | 1994000357 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
遺資二・微保存研 |
研究期間 | 継H03~H07 |
年度 | 1994 |
摘要 | 拮抗細菌Pseudomonas cepaciaおよびSerratia marcescensの安定保存技術の開発に資するため、それぞれの菌の機能・特性あるいは生物防除利用の可能性について検討した。P.cepacia分離株の各種菌体外酵素の産生性は、分離源の違いにより顕著な差は認められなかったが、バクテリオシンの産生性および感受性は、環境(主として土壌)由来株に対し、罹病植物および臨床試料に由来する分離株において、より多様な反応型が示された。また、S.marcescens B2株によるソラマメ赤色斑点病(Botrytis fabae)の防除効果は、B2菌処理後1日後に胞子を接種した場合では約60%、3日後に接種した場合では約50%であった。薬剤耐性菌に対しても同様の発病抑制効果を示した。 |
カテゴリ | 病害虫 遺伝資源 管理技術 そらまめ 耐性菌 防除 薬剤 |