課題名 | 光応答反応変異植物の解析(87) |
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課題番号 | 1994000394 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
機能開発・発育生理研 |
研究期間 | 継H05~H08 |
年度 | 1994 |
摘要 | 黄色カラー蛍光灯連続照射下で、エチルメタンスルホン酸(EMS)処理したシロイヌナズナより胚軸の伸長が抑制される光応答反応突然変異体を選抜した。これらの変異体は黄色光下および暗黒下での生育特性の調査結果から、少なくとも3種類に分類された。このうち第1群と第3群では黄色光下で胚軸の伸長が強く抑制され、第2群では弱く抑制された。暗黒下では第1群と第2群が野生型と同じ生育を示した一方、第3群では脱黄化症状が観察された。アントシアニン含量を個体レベルで定量したところ、第1群と第2群でその含量がコントロールより数倍高くなっていた。遺伝的相補性検定の結果、第1群および第2群の2つの系統は、遺伝学的に互いに異なる変異系統で、共に劣性の突然変異体であることが判明した。 |
カテゴリ | 黄化症状 カラー |