課題名 | 果樹における突然変異の効率的誘発に関する緩照射と急照射の比較(216) |
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課題番号 | 1994000528 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
放育・放育法2研 |
研究期間 | 継S63~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | ‘おさ二十世紀’は自家和合性を有するが、ナシ黒斑病には罹病性であるため、ガンマ線照射による耐病性突然変異の誘発を図ってきた。葉切片を用いた黒斑病の簡易検定法により、1991年ガンマーフィールドの線源から40mの位置に栽植してある樹において原品種‘おさ二十世紀’より明らかに黒斑病に強い枝を発見し、その後、一般圃場のナシ実生台に緑枝接ぎを行い、再検定の後にナシ黒斑病耐病性系統(IRB502-13T)として選抜した。なお、1991年の検定した枝数は、40mの位置に栽植してある樹で513枝、50mで539枝、60mで400枝、70mで490枝の合計1942枝であった。また、この系統は‘ゴールド二十世紀’と同様な中位の耐病性を示した。 |
カテゴリ | 遺伝資源 簡易検定法 品種 |