課題名 | 生食用高品質パインアップルの種苗大量増殖技術および生産流通技術の確立-品質評価技術の確立-可搬型熟度・障害果判定装置の開発(53) |
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課題番号 | 1994004283 |
研究機関名 |
生物系特定産業技術研究推進機構(生研機構) |
研究分担 |
園芸工学・調製研 |
研究期間 | 延H04~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | 沖縄県で生産されているパインアップルの熟度等を立毛状態、あるいは収穫直後に圃場で判定する可搬型の熟度・障害果判定装置の開発を目的として、試作機の基本性能の確認と熟度判定精度等を調査した。試作機の熟度判定精度は、パインアップル断面の実際の果肉熟度(完熟を10分熟)との差が±2分以内になる適正判定割合が、立毛状態で約80%、収穫後で約95%であった。誤差の要因については、測定部位によるもの、太陽の向きによるものが、概ね±1分程度で最大±2分であった。ただし、明るさセンサに冠芽等の影がかかると誤判定する場合があった。適熟果の選択収穫には概ね問題ない精度と見られたが、信頼性の向上を図るため、さらに改良を加える。 |
カテゴリ | 障害果 評価法 |