課題名 | 果菜類の品質成分形成機構と制御技術の確立(84) |
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課題番号 | 1994002845 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畑地利用・野菜栽培研 |
研究期間 | 継H04~H10 |
年度 | 1994 |
摘要 | 土耕隔離ベッドを用いて低養分環境(窒素レベル(標準8g/株)、30%減、60%減、50%増)を設定し、台木の種類とトマト(品種‘桃太郎’、‘フローラ’)の生育、収量、品質との関係を検討した。生育量は接ぎ木すると増加し、低養分レベルで減少するものの、収量への影響は比較的少なかった。糖度は低養分レベルで低下し、接ぎ木によっても低下する傾向を示した。トマトの収量と糖度の積を評点とすると、30%減肥でも接ぎ木によって高い値が得られ、特に‘アキレス’台ではこの傾向が顕著であった。以上の結果、30%減の養分供給レベルでも‘桃太郎’を‘アキレス’台に接ぎ木することにより評点の高いトマトの生産が可能と考えられた。 |
カテゴリ | 台木 接ぎ木 トマト 品質保持 品種 |