課題名 | 野菜生産の省力化のための簡易水耕装置の開発(93) |
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課題番号 | 1994002852 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畑地利用・施設栽培研 |
研究期間 | 継H04~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | 野菜生産の省力化を図るため、湛液簡易水耕装置を開発し、ホウレンソウの栽培時期別生育反応を調べた。装置は下敷に空気封入ポリマット、枠板と定植パネルに発泡スチロールを用い、塩ビ管支柱で固定した。下敷は透明だと雑草が突き抜けるおそれがあり、シルバーフィルムを重ねる必要があった。また、育苗は円筒形チップに吸水資材(濾紙、レーヨン不織布)を挟む方法で定植後の活着が安定した。培養液は大塚A処方の1/4、1/2、1、2、4単位を用いたが、ホウレンソウの生育は、夏期は1単位、冬期は2単位で優れ、1/4単位と4単位は生育が劣った。なお液温は夏期は25℃、冬期は6℃であったが、生育に大きな影響はなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 育苗 栽培技術 雑草 省力化 品質保持 ほうれんそう |