課題名 | 脂肪交雑肉生産型肉牛の飼料給与技術(118) |
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課題番号 | 1994002891 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畜産・栄養生理研 |
研究期間 | 完H02~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | シュガー系ソルガム(KCS105)および稲わらを用い、黒毛和種肥育牛への肥育前・中期の給与粗飼料が発育、皮下脂肪厚、屠体成績へ与える影響を比較した。粗飼料の割合は乾物当たり前期(300~450kg)45%、中期(450~550kg)35%、後期(550~650kg)20%とし、後期は乾草を給与した。その結果、ソルガム給与区では粗飼料の摂取割合が前期35%、中期26%で両期とも稲わら給与区を上回った。日増体量は両区とも全期間平均0.7kg/日で差がなかった。また、ソルガム給与区では枝肉の脂肪割合と皮下脂肪厚が稲わら給与区より高く推移したが、これは摂取TDN量が稲わら給与区を上回ったためと推察された。その他の屠体成績に両区の差はなかった。 |
カテゴリ | ソルガム 中山間地域 肉牛 |