課題名 | ダイズ茎疫病の生態的防除技術の開発(255) |
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課題番号 | 1994002026 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
生産環境・土微研 |
研究期間 | 継H03~H07 |
年度 | 1994 |
摘要 | だいず根及び胚軸を汚染土壌から物理的に遮へいする紙袋播種によって茎疫病発病株率が低下することが再確認された。茎疫病の発病は病原菌の存在位置によって異なり、感染は菌が土壌表面に近いほど多いが、3cm以下では感染が遅れ、土壌表層のり病残渣処理が必要であることが明らかとなった。病原菌の遊走子のうの形成は土壌水抽出液等で促進されるが、石灰窒素抽出液では顕著に抑制され、また、病原菌存在下での石灰窒素の施用は発病抑止効果が認められたことから、発病制御には残渣除去と石灰窒素処理が有効な手段と考えられた。 |
カテゴリ | 病害虫 寒地 大豆 土壌環境 播種 防除 |