課題名 | てんさい遺伝資源の収集と保存(55) |
---|---|
課題番号 | 1994002054 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
畑作センタ・てん菜研 |
研究期間 | 完S60~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | 3年に収集した32の野生種のうち、残りの16について特性評価と増殖を行った。収集元種子の多くは発芽率がかなり低いため、濃硫酸前処理法により発芽を高めた。実生苗を最長約50日間自然日長条件下のビニールハウス内で育苗後、隔離温室(24時間日長)に移植し、形態的、生理、生態的特性の調査と採種を行った結果、Vulgares節の多くの系統は二倍体で、自家不和合性であったが、JW21のみ四倍体で自家和合性を示した。P-atellares節の系統の多くは4倍体で、自家和合性を示したが、JW27のみ二倍体であった。この他、北海道大学と共同して各野生種のアイソザイム解析を行った。4年に増殖できなかったJW26とJW29は5年も発芽不良で調査できなかった。本課題は5年で完了とし、6年から新しい課題のもとに実施する。 |
カテゴリ | 育種 育苗 遺伝資源 寒地 管理技術 てんさい 発芽不良 品種 |