課題名 | 高泌乳牛のための高栄養草種の選定と特性解明および最適放牧利用法の開発 |
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課題番号 | 1994002278 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
草地・放牧利用研 |
研究期間 | 新H06~H09 |
年度 | 1994 |
摘要 | 近年、牛乳生産に対して一層の低コスト化や国際競争力の向上が迫られる中、飼養規模の拡大と高泌乳化が進行している。それに伴い、大規模化に伴う糞尿処理と環境保全との調和や労働時間短縮などのゆとり創出が求められている。酪農経営への集約放牧の導入によってこれらの問題の緩和が期待されるが、集約放牧に適した牧草種や放牧管理法、草地管理法や乳質維持などの面で未解明の点が多く、泌乳牛の放牧は躊躇される例が多い。当課題では、栄養価・し好性・乾物生産両面で総合的に優れた牧草種の選定と特性解明を行い、さらに、高泌乳牛の栄養要求量を充足し、かつ、栄養・繁殖管理の容易な放牧方式の検討を行う。当面、草地からのTDN供給率は70%、個体乳量8000kg台を目標とする。 |
カテゴリ | 寒地 経営管理 大規模化 低コスト 乳牛 繁殖性改善 |