課題名 | カンキツトリステザウイルス抵抗性品種の探索(4) |
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課題番号 | 1994001199 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
興津・育種1研 |
研究期間 | 継H02~H07 |
年度 | 1994 |
摘要 | カンキツ類6品種に病原性の異なる3種類のCTV-SP系統を接ぎ木接種し、品種とCTVの増殖程度との関係、CTVの増殖と樹体の被害程度との関係について、前年に引続き調査を行った。新葉の中肋のCTV濃度には、品種間差異及びCTVの系統間差異が認められた。これらの差異は接種から2か月後及び1年以上経過した時点でほぼ類似した傾向にあった。病原性の弱い系統ほどCTV濃度が高い傾向があり、CTV-SP系統の病原性の強弱は増殖率を反映しているものではないと考えられた。サンキツはいずれのCTV系統においても濃度が低く、木の生育に異常がなかったことから、CTVの増殖を抑制する(あるいは促進しない)機構を持っており抵抗性を示すものと考えられた。 |
カテゴリ | 育種 台木 接ぎ木 抵抗性 抵抗性品種 品種 その他のかんきつ |