課題名 | カキ第4回系統適応性検定試験(48) |
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課題番号 | 1994001245 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
安芸津・育種研 |
研究期間 | 継H01~H08 |
年度 | 1994 |
摘要 | 安芸津支場育成の5系統の特性並びに地域適応性を明らかにする目的で実施している。安芸津8号は極早生の不完全甘ガキで‘西村早生’よりも熟期が早く、食味もやや優れたが、脱渋性が‘西村早生’よりも劣ることが問題である。安芸津9号は果色が赤く、食味はやや良好であったが、小果でへたすき果の発生が多かった。安芸津10号は大果であり、肉質が軟らかく果汁も多く食味良好であった。平成5年の夏の異常気象の影響で甘味がやや弱く、へたすき果の発生が多かった。安芸津11号は果色がきわめて良好で、障害果の発生は少なかったが、後期落果が非常に多かった。安芸津12号は果汁は少ないものの甘味が強く食味はよかったが、へたすき性のあることと果底部の汚れの多いことが欠点である。 |
カテゴリ | かき 障害果 台木 品種 良食味 |