課題名 | 抗菌性ペプチドを利用した細菌病抵抗性素材の作出(102) |
---|---|
課題番号 | 1994001298 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
興津・育種2研 |
研究期間 | 完H01~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | カンキツかいよう病に対して抗菌性を示すザルコトキシン遺伝子を利用し、遺伝子導入によって抵抗性育種素材の作出を試みた。アグロバクテリウム法では、スイートオレンジ類及びマーシュシードレスグレープフルーツ、メキシカンライム等のカルスで形質転換が起り、ポンカンやカラでは認められなかった。GUS遺伝子をマーカーとしてエレクトロポーレーション法について、条件の最適化を試みた後、出現してきたカルスを組織化学的に調査したところ、いくつかのコロニーは青く染まり、マンダリンを含む広範な種に対して遺伝子導入法の適用を可能にすることができた。ここで開発した手法は、今後の有用遺伝子の導入に際し、広範に利用する。 |
カテゴリ | 育種 グレープフルーツ 抵抗性 ぽんかん マーシュ ライム その他のかんきつ |