課題名 |
キウイフルーツの病害抵抗性素材の作出-糸状菌病抵抗性素材の作出 |
課題番号 |
1994001313 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試)
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研究分担 |
安芸津・育種法研
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研究期間 |
新H06~H08 |
年度 |
1994 |
摘要 |
キウイフルーツでは各種の糸状菌病(果実軟腐病、灰色かび病など)による被害が問題になっており、決め手になる防除手段がないことから抵抗性品種の育成が強く要望されている。本研究では植物の自己防御機構の一つとして働くキチナーゼの遺伝子とエリシター遊離因子であるβ-1,3-エンドグルカナーゼ(EG)の遺伝子をキウイフルーツに導入し、それらの酵素活性を人為的に高めることによって各種糸状菌病に対する抵抗性を強化することを目的とする。6年度はアグロバクテリウムを用いたバイナリーベクター法でキウイフルーツの植物組織片に遺伝子を導入し、カナマイシンで選抜して再生個体を得る。7年度は、得られた植物体についてPCR法、サザン法で遺伝子の組み込みの確認をし、ノーザン法で導入遺伝子の発現を確認する。また、各酵素の活性の測定またはウェスタン法により遺伝子の発現の程度を判定する。8年度は、得られた組換え体に対して病原菌の接種を行い抵抗性を評価する。
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カテゴリ |
病害虫
育種
キウイフルーツ
抵抗性
抵抗性品種
病害抵抗性
防除
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