気象災害による生産低減要因の解明と制御技術に関する研究(144)

課題名 気象災害による生産低減要因の解明と制御技術に関する研究(144)
課題番号 1994001340
研究機関名 果樹試験場(果樹試)
研究分担 口之津・栽培研
研究期間 継H04~H07
年度 1994
摘要 雲仙火山灰によるカンキツ果皮障害の再現性について、原口早生を用いて検討した。開花期には、灰の直接散布もしくは散水後に灰を散布したため、果皮障害は比較的軽かった。落弁期以降は、灰と水を2:1の比率で混和したものを塗布処理した結果、著しい果皮障害が発生した。特に果径が8~11mm時に処理した果実の障害が激しく、現地の障害果ときわめて似ていた。果径が20mm以降には果実が肥大するに従い果皮障害の程度は軽くなった。以上のことから、雲仙火山灰による果皮障害は、果径が11mm以下の幼果に降灰とともに小雨があり、火山灰が泥水状となった時により発生しやすいことが明らかとなった。
カテゴリ 障害果 その他のかんきつ

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